- IIJmioには家族割はあるの?
- うまく通信費の節約がしたいけど、おすすめの格安SIMはある?
- 利用シーンやどんな注意点がある?
家族みんなの通信費を合わせたら、2万円以上かかっているから乗り換えたい!
毎月の通信費が抑えられたら、日常生活はかなり楽になります。
そこで、IIJmioのデータ容量シェア機能を使うことで、家族みんなの通信費を2万円→5千円まで下げられる方法があります。
この記事では、IIJmioのデータ容量シェア機能の特徴と注意点、シェア機能をうまく使い、家族の通信費を大幅に下げる方法を解説します。
家族で乗り換えてもいいですが、個人の利用でも通信費を下げつつお得に使えますので、ぜひ参考にしていってください。
IIJmioに家族割はない!代わりにデータ容量シェア&プレゼントで補う
IIJmioには「家族割」のサービスはありません。
2023年11月末までは「ファミリーシェアプラン」という、1つの料金プラン(12GBなど)に最大5人まで登録でき、データ容量をシェアしながら使えていました。
しかし、新たに「ギガプラン」ができてから終了となり、新規申し込みができません。
※利用中の人は、そのまま継続できます
ファミリーシェアプランはなくなりましたが、代わりにギガプランでデータ容量シェアが出来るので、個人でも家族でもお得になります。
IIJmioのデータ容量シェアの特徴について解説していくよ♪
- データ容量シェアとは?
- 容量が足らなくなったら。データ容量をプレゼントできる
- 同じ「mioID」なら、ファミリー通話割引で8.8円/30秒に
- 余ったデータ容量は翌月にくりこしが可能
・データ容量シェアとは?
名前の通り、契約したギガプランの容量(GB)をシェアできる仕組みのことです。
IIJmioのギガプランは以下のとおり。
ギガプラン/容量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB |
音声SIM (au・ドコモ) | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
音声eSIM (au・ドコモ) | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
データ (ドコモ) | 740円 | 900円 | 1,400円 | 1,730円 | 1,950円 |
データeSIM (ドコモ) | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
SMS | 820円 | 970円 | 1,470円 | 1,780円 | 1,980円 |
上記のプラン全てが「ギガプラン」であり、データ容量シェアの対象となります。
同一mioID内でシェアするグループ(以下、シェアグループ)を作り、契約したデータ容量をシェアしていきます。
同一mioIDであれば、回線(au・ドコモ)が異なっていてもデータ容量をシェアすることができます。
- 「同一mioID」とは?
- ・IIJmioでは、回線契約者にmioIDが発行されます。
・同一mioIDをする場合、回線契約者の名義が1本に統一されます。
この「同一mioID」が超重要になるので、覚えておこう!
流れ的には、「シェアグループを作成」→「グループメンバーの合計のデータ容量をシェア」という認識でOKです。
※シェアグループは、自由に何個でも作れます。
これにより、通信制限の心配や料金の節約になるので、家族みんなでお得に利用できるようになります。
・容量が足らなくなったら、データ容量をプレゼントできる
IIJmioではデータ容量シェア以外にも、データ容量をプレゼントできる仕組みがあります。
しかし、容量プレゼントも同一mioIDでなければプレゼントできません。
毎月のデータ容量や、追加購入したデータ容量もプレゼント可能です。
シェア機能があるのに、プレゼントなんてどういうときに使うの?
例えば・・・
- シェグループが親グループ・子どもグループと分かれているとき
→子どもグループが通信制限になりそうなので、親がプレゼントする、など
プレゼント機能を使うことで、余っているデータ容量をうまく渡すことができます。
また、プレゼント以外でもデータ容量は「1GB 220円」で購入することもできるので、プレゼントできない場合には追加購入か制限解除まで待つなどして対応しましょう。
IIJmioの容量購入については、別記事で詳しく解説しているよ♪
- ☆合わせて読んでほしい☆
- ・[IIJmio]au回線・ドコモ回線、通信速度が速いのはどっち?徹底解説
・同じ「mioID」なら、ファミリー通話割引で8.8円/30秒に
同一mioIDあれば、ファミリー同士の一般通話が8.8円/30秒と激安になります。
IIJmio 通常料金 | IIJmio ファミリー通話割引 | 一般的な通話料金 |
11円/30秒 | 8.8円/30秒 | 22円/30秒 |
IIJmioの通話料金は、他社と比べても安いです。
同一mioIDすることでさらに安くなるので、とてもお得になります。
注意すべきポイントもあるので、確認しておきましょう。
- 同一のmioID内でご契約中のみおふぉん同士であること
- 他社が提供する楽天電話などの中継電話サービスを利用していないこと
- 日本国内から発信する場合のみ適用
・余ったデータ容量は翌月に繰り越しが可能
IIJmioでは余ったデータ容量を翌月に繰り越すサービスもあります。
繰り越したデータ容量もシェアやプレゼントすることが可能なんだよ♪
翌月の月末日までという有効期限がありますが、格安SIMではあるとかなり助かる機能です。
この「データ容量繰り越し」と「プレゼント機能」をうまく使えば容量&料金を無駄なく使いたおせます。
また、毎月容量が余るようならプランを変更してもいいかもしれません。
IIJmioでは「2・5・10・15・20GB」と少量から大容量まで選択できるので、最適なプランが見つかるきっかけにもなります。
家族みんなの乗り換えで、約一万円以上の節約に!
IIJmioのデータシェアを活用した5つの事例を徹底紹介
シェアグループを作り、容量をシェアすることは分かったけど、あんまりイメージできないよ!
あまり馴染みがないので、イメージしづらいと思います。
そこで、5つの具体例を画像で解説していきますので、「容量をシェアするってこんな感じなのね!」と掴んでいたければ幸いです。
- 夫婦2人でシェアする場合
- 家族で3人でシェアする場合
- 家族4人でシェアする場合
- 個人で複数の端末をシェアする場合
- 家族それぞれが複数の端末をシェアする場合
今回は分かりやすいように、「音声SIM」でパターンを紹介・「画像一番左の男性」の同一mioIDとして紹介していきます。
・夫婦2人でシェアする場合
- 夫婦2人で、合計10GBをシェアする場合
上記画像の場合、1人あたり990円の負担で済みます。
- 夫婦2人で、合計12GBをシェアする場合
同一mioIDなら、容量が違うプランでも上記画像のようにシェアが可能です。
この場合、1人あたり1,175円の負担で済みます。
・家族3人でシェアする場合
- 家族3人で、合計15GBをシェアする場合
上記画像の場合、1人あたり990円の負担で済みます。
- 家族3人で、合計17GBをシェアする場合
上記画像の場合、1人あたり1,113円の負担で済みます。
・家族4人でシェアする場合
- 家族4人で、合計20GBをシェアする場合
上記画像の場合、1人あたり990円の負担で済みます。
- 家族4人で、合計27GBをシェアする場合
上記画像の場合、1人あたり1,210円の負担で済みます。
・個人で複数の端末をシェアする場合
特殊な事例として、個人で使用する場合も紹介しておきます。
ここでは「音声SIM」「データSIM」のパターンを使って解説してきます。
個人で複数の端末(タブレットやサブ機)を所有している場合、同一mioIDでならデータシェアが可能です。
3つの端末で、合計17GB使えて3,140円なのでかなりお得です。
・家族それぞれが複数の端末をシェアする場合
特殊な事例として、家族それぞれが複数端末を使用する場合も紹介しておきます。
「個人で複数端末を使用する場合」と同じく、「音声SIM」「データSIM」のパターンを使って解説してきます。
家族で複数の端末(タブレットやサブ機)を所有している場合、同一mioIDでならデータシェアが可能です。
※上記画像の場合、男性の同一mioIDとして見ていただけると分かりやすいかもです。
4つの端末で、合計22GB使えて4,130円なのでかなりお得です。
IIJmioでデータ容量シェアをするときの注意点
データシェア機能を利用することで、個人でも家族でも容量と料金の節約ができることを解説してきました。
便利な一方、デメリットというか注意点もあるので、知らずにいるとシェア機能が使えない場合もあります。
注意点を5つにまとめたので、確認しておきましょう。
- 同じ「mioID」同士でなければシェアできない
- ギガプラン以外はシェア不可
- 最大10回線までしかシェアできない
- データシェアを解除した場合、外した回線は容量ゼロになる
- 月末日はシェアできない
・同じ「mioID」同士でなければシェアできない
データ容量シェアを行うならば、mioIDを統一しなければいけません。
mioID(回線契約者)が違うとシェアができない、ということだね!
加えて、すでにIIJmioを利用中の場合や、別々のmioIDでギガプランを利用している場合には、mioIDの統一化は行えません。
また、後から家族が申し込んでもデータシェアができません。
新規でまとめて申し込まないとシェアできませんが、mioIDを統一することのメリットもあります。
- mioIDを統一することでできること
- ・データ容量シェア
・データ容量プレゼント
・シェアグループの作成
・ファミリー同士の通話が8.8円/30秒になる
mioID(契約者)を分けたい場合には、別々に申し込む必要があります。
・ギガプラン以外はシェア不可
IIJmioのギガプランのみ、データ容量シェアが利用できます。
その他にもIIJmioには23年11月に新規受付が終了した以下のプランがあります。
- ミニマムスタート
- ライトスタート
- ファミリーシェア
上記のプランで契約している場合、家族でデータ容量シェアは使えないので注意しましょう。
ギガプランに変更し、個人でシェアする場合には利用できます。
例えば・・・「音声SIM+データ」「音声SIM+データeSIM」など。
詳しくは、個人で複数の端末をシェアする場合を参考にしてください。
・最大10回線までしかシェアできない
データシェアは便利な機能ですが、最大10回線までという上限が設定されています。
タブレットやサブ機もシェア可能なので、もしかしたら足らない場合もあるかと思います。
足らない場合には、新たに契約してmioIDをゲットしシェアグループを作るか、実はそんなに使っていないサブ機をシェア解除しましょう。
シェア解除した場合の注意点もあるので、次に解説します。
・データシェアを解除した場合、外した回線は容量ゼロになる
「シェアグループを一旦抜けたいな、解除したいなぁ」と思って、月途中でデータシェアから回線を外した場合、外した回線のデータ容量は0GBになってしまいます。
対処方法としては、データプレゼント機能を利用して、必要な容量を移行しましょう。
それか、月末日よりも少し前に回線を外し、プレゼント機能で補う方法でも大丈夫です。
・月末日はシェアができない
データシェアから回線を外した場合、0GBになることを説明しましたが、月末日はデータシェアができません。
月末日以外は、いつでも何度でもシェアが利用可能です。
ちょっと手間がかかりますが、月末日が近づいてきたら残りのデータ容量を確認しておきましょう。
IIJmioのデータシェア利用目的の申込み方法
データ容量シェア機能について解説してきましたが、実際どのように手続きすればいいのか?
新規で申し込む場合と、すでにギガプランを利用している場合の手続き方法を画像付きで解説していきます。
・ギガプランを新規で申し込む場合
IIJmioのギガプランに新規で申し込みする場合、同時に複数回線を申し込むことでデータ容量シェアが即時に利用できます。
申し込み完了後は、この後解説する「すでにギガプランを利用している場合」の手順で設定すれば完了です。
- <STEP:1>IIJmio公式ページから、「ご購入お申し込み」を選択し、進んでいく
- <STEP:2>「もう一枚同時にお申し込みしますか?」→「申し込む」を選択する
「次へ」を選択後、「2回線目のお申し込み」と表示されるので、新たにギガプランを選択していく。
- <STEP:3>希望の回線数を入力後、「すべてのSIMのデータ量をシェアしますか?」を選択
以上の手続きで、ギガプラン&データ容量シェアの申し込みが同時に完了です。
家族みんなの乗り換えで、約一万円以上の節約に!
・すでにギガプランを利用していて、データシェア機能を利用する場合
すでにギガプランを利用中、もしくは新規で申し込みが完了した人は、下記手順でデータ容量シェアの設定をしていきます。
- <STEP:1>会員ページにログイン後、データシェアページにアクセスし、「データシェアの確認・編集」をクリック
- <STEP:2>「グループの新規作成」をクリックし、シェアグループを作成する
- <STEP:3>グループ名を入力し「グループを作成・編集する」をクリック
- <STEP:4>編集するグループの「回線の変更」を押して回線選択の画面に進む
- <STEP:5>データシェアする回線を選択する
- <STEP:6>完了
データシェアの注意事項①でも解説しましたが、すでにIIJmioを利用しており、新たに契約した家族とデータシェア機能を使いたい!と思っても、同一mioIDでないとできません。
完全に新規で申し込むならシェアできる!ってことなのね・・・
ただ、家族みんなで乗り換えるたら大きな通信費の出費がかなり抑えられてお得なので、よく相談して決めましょう。
まとめ
この記事では、IIJmioでは家族割の代わりの機能、「データ容量シェア」を使うことで家族みんなで通信費の節約が可能になることを解説してきました。
要点をまとめると・・・
IIJmioのデータ容量シェアは家族でも個人でも利用可能なので、うまく使えるとかなりお得になります。
一方、「同一mioID」でなければデータシェアやプレゼント機能が使えないデメリットもあります。
家族の通信費がかなり高い、サブ機を持っているが料金が高い、という人にはおすすめな機能です。
他社から乗り換えだと、最新端末も激安で申し込めるのも魅力だね♪
ただ、家族みんなで乗り換えるとなるとみんなを説得しなければいけないので、少しでもこの記事を参考にしていただけば嬉しいです♪
家族みんなの乗り換えで、約一万円以上の節約に!