- 楽天の新しい料金プランが話題になっているけど、実際お得なの!?
- 実際どこが最強になったの?
2023年6月から新たに始まる楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」。
実際に旧プランから変わったところは、「パートナー回線(au回線)が容量無制限」になりました。
今まではau回線が5GBまでと制限がありましたが、これが無制限に。
楽天モバイルの最大の弱点である「繋がりづらい問題」が、大幅に改善されます。
この記事では、最強プランの特徴であるパートナー回線の詳細について詳しく解説していきます。
- この記事でわかること
- ・最強プランの料金・パートナー回線の詳細
・パートナー回線の2つのデメリット
・最強プランの4つのメリット
・最強プランがおすすめな人はこんな人
一見良さそうに見える最強プランですが、デメリットもあります。
デメリットも把握した上で、最強プランがおすすめ人を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
楽天モバイルの最強プランの特徴とパートナー回線について
料金とかは変わったの!?
楽天モバイルの料金の仕組みや、最強プランで大きく改善された「パートナー回線(au)」の詳細について解説していきます。
結論、料金は据え置きのまま、通信回線が改善された、という認識でOKです。
- 最強プランの料金表
- パートナー回線(au回線)の容量制限が撤廃され、データ無制限に
・最強プランの料金表
楽天モバイルの料金プランを改めて見直しておきましょう。
<料金プラン> | Rakuten最強プラン |
月額料金 (従量課金制) | 〜3GBまで:1,078円 〜20GBまで:2,178円 20GB以上:3,278円 |
楽天回線エリア | 容量無制限 |
パートナー回線 (au回線) | 無制限 |
国内通話 | Rakuten Linkの利用で無料 ※利用しない場合、30秒/22円 |
海外データ通信 | 高速データ通信が毎月2GBまで ※超過後は、最大128kbps |
追加サービス | ・Rakuten Linkデスクトップ版 ・MNPワンストップサービス |
新たな料金プランだったので、料金は変わるだろうな〜と思っていたのですが、価格は据え置きのままです。
「Rakuten UN-LIMIT VII」を契約中の人は、6月1日から自動的に移行されるよ♪
「Rakuten UN-LIMIT VII」から変わったところは、パートナー回線の容量無制限なところくらいです。
今までは、パートナー回線の容量が5GBまでしか使えませんでした。
しかし、最強プランではこれが無制限になったので、楽天モバイルユーザーからしたら革命に近い料金プランの誕生です。
また、延期されていた「Rakuten Linkデスクトップ版」もついにリリースしています。
パソコンからでも通話が可能になるサービスだよ〜♪
Rakuten Linkデスクトップ版はこちらから飛べます。
もう一つの「MNPワンストップサービス」もかなり気軽に乗り換えができるサービスなので、後半に解説します。
・パートナー回線(au回線)の容量制限が撤廃され、データ無制限に
最強プランの軸となるパートナー回線の容量無制限。
新協定では、これまでローミングに含まれなかった東京都23区・名古屋市・大阪市を含む都市部の一部繁華街のエリアを新たな対象とし、一部インドア (地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設など) やルーラルエリアも引き続きローミング提供することに合意しました。
引用元:KDDIと楽天モバイル、新たなローミング協定の締結について
と、発表されています。
auとの協定により、楽天モバイルの人口カバー率も99.9%まで向上しました。
楽天回線だけでは繋がりにくい状態が続いていた人も、パートナー回線の5GB制限が撤廃されたことにより、容量を気にしなくてよくなります。
また、繋がりにくかった地下や屋内でも改善されるようになるので、電子決済のときにアプリが開かない!という現象がなくなります。
通信エリアの確認はこちらからめんどうなMNP乗り換え作業が不要っ!
楽天モバイルの最強プラン2つのデメリット
最強プラン、主にパートナー回線について解説しましたが、必ず注意しておくべき点もあります。
- 人口カバー率99.9%とあるが、必ずau回線に繋がるわけではない
- au回線に繋がったとしても、通信速度は遅いかも?
・人口カバー率99.9%とあるが、必ずau回線に繋がるわけではない
楽天モバイルの公式ホームページでは、かなり目立つ表記で人口カバー率99.9%と表示されています。
楽天モバイルは回線自体は全国に普及してきていますが、肝心のプラチナバンドがないため、繋がりにくい状況が多くあります。
しかし、2023年には念願のプラチナバンドも獲得し、24年の5月ごろから導入予定なので今の楽天モバイルよりも通信速度は改善していくことでしょう。
プラチナバンドとは、700〜900MHz帯の高い周波数帯のことだよ!
最強プランではパートナー回線(au)のプラチナバンドが使えるかつ、データ容量無制限になったのですが・・・
ですが、必ずau回線に繋がるとは限りません。
簡潔に伝えると、元々パートナー回線としてauから回線を借りていましたが、莫大なレンタル料がかかるためパートナー回線を徐々に提供終了にしていました。
なので、ほとんどの地方地域ではau回線の提供が終了しています。
楽天モバイルのエリア=au、ではないんだね!
東京・大阪市・名古屋市・一部繁華街などは復活するとの発表はされていますが、提供終了した地方地域のau回線が復活するとは明言されていません。
ですので、必ずKDDIの「楽天モバイル株式会社サービスへのローミング提供について」を確認しましょう。
居住地が対象になっているか確認しなきゃだね・・・
人口カバー率に惑わされないようにね!
・au回線に繋がったとしても、通信速度は遅いかも?
auが楽天に提供している周波数帯は、800MHz帯です。
高い周波数帯が使えるので、繋がりやすくはなります・・・
ですが、通信速度が速くなるわけではありません。
繋がりやすくなるのに、なんでよ!
au契約なら、「auが所持してる他の周波数帯も一緒に使える=速度が速くなる」のですが、楽天に提供されているのがごく一部なので速度が速くなるという保証がないのです。
また、そもそも800MHz帯を使用していない地域もあるので、その地域は楽天回線に繋がる可能性もあります。
ですので、過度な期待はしないほうがいいかもしれません。
楽天モバイルの最強プラン4つのメリット
デメリットをみると不安要素も大きいですが、メリットも十分あります。
楽天モバイルのメリットをかなり絞って4つにまとめたので、順番に解説してきます。
- 乗り換え・申し込みがめちゃくちゃかんたんに
- 最大3,278円でデータ容量が無制限
- 最新iPhoneやAndroid端末が充実している
- 専用アプリ「RakutenLink」の利用で、国内・海外通話が無料
・乗り換え・申し込みがめちゃくちゃかんたんに
今までの乗り換えの最大のめんどくさい作業が、「MNPの予約番号取得」でした。
かんたんに言うと、現在の電話番号の引き継ぎ作業だよ!
従来の手続きだと、予約番号を保管する手間や解約の手続きの際に無駄な引き止めにあったり、など問題がありました。
しかし、楽天モバイルでは最新のMNPワンストップサービスを導入しているので、乗り換えの手続きがよりかんたんになります。
めんどくさい作業が減るのは嬉しいね♪
・最大3,278円でデータ容量が無制限
楽天モバイルは格安SIMでは珍しい従量課金制です。
使用した容量の分だけ、料金を支払います。
<料金プラン> | Rakuten最強プラン |
月額料金 (従量課金制) | 〜3GBまで:1,078円 〜20GBまで:2,178円 20GB以上:3,278円 |
楽天回線エリア | 容量無制限 |
パートナー回線 (au回線) | 無制限 |
20GB以上で3,278円ですが、それ以上は請求されずに使い放題です。
20GB以上から無制限で、3,000円台で収まるのは楽天モバイルくらいなのでかなりお得です。
Wi-Fiがなくても、テザリングやNetflix、YouTubeなどの動画も見放題だね♪
・最新iPhoneやAndroid端末が充実している
格安SIMでは端末の購入もできますが、最新のスマホ端末(特にiPhone)に対応しているところは楽天モバイルかahamoくらいです。
楽天モバイルの強みは、楽天市場とも連携しているので、最新のiPhone・Android端末が全て揃っており、セット購入可能です。
- iPhone(2024年2月時点)
- ・iPhone15シリーズ
・iPhone14シリーズ
・iPhone13
・iPhone SE (第3世代) - Android(2024年2月時点)
- ・Xperiaシリーズ
・Galaxyシリーズ
・AQUOSシリーズ
・OPPO Reno9A
・Redmi Note 11 Pro 5G
楽天ポイントも貯まるからハッピー♪
乗り換えキャンペーンも頻繁に行っているので、最新の端末を狙っている人にはうってつけです。
・専用アプリ「Rakuten Link」の利用で、国内・海外通話が無料
楽天モバイルには専用のアプリ「Rakuten Link」が備わっています。
Rakuten Linkから発信することで、通話料が無料になります。
相手がRakuten Linkでない場合でも、何分、何時間通話しようが料金は発生しません。
ショートメッセージもRakuten Linkから使用すれば無料で利用できます。
また、海外への通話も基本的には無料ですが、対象国が決まっています。
対象外の国・地域だと通話料が発生するので、ご注意ください。
楽天モバイルは移行すべき?どんな人におすすめ?
最強プランは文字通り最強ですが、どんな人が乗り換えたらいいのか?
下記に当てはまる人は、最強プランがおすすめです。
- サブ機・仕事用でもう一台スマホを持ちたい人
- 自宅にWi-Fiがあり、外であまりスマホを使用しない人
- 通信速度を全く気にしなく、料金の安さ重視の人
- 都市部に住んでいて、確実に楽天・au回線内の人
- 楽天のサービスをよく利用していて、都市部に住んでいる人
- あまり旅行(遠出しない)しない人
都市部に住んでいる人は、楽天モバイルをメインに使用しても問題ないです。
しかし、地方地域に住んでいる人は楽天モバイルをメインにするのはあまりおすすめしません。
実際、ヅーの住んでいる群馬県の田舎では一応楽天回線エリアですが繋がりづらいです・・・
Wi-Fiがあるから、なんとか快適だよ!
ただ、ご高齢の両親にスマホを持たせてあげたい、外ではスマホをあまり触らないが、家にWi-Fi環境がある両親、などには楽天モバイルはおすすめです。
まとめ
この記事では、楽天モバイルの最強プランはおすすめなのか?について解説していきました。
料金などは変わらず、変わったところは主にパートナー回線(au回線)の容量が無制限になったことです。
ただ、パートナー回線にそもそも繋がらない!という現象も起きているので注意が必要。
楽天モバイルは、念願のプラチナバンド(高い周波数帯)を獲得し、24年5月頃には提供開始するとのこと。
獲得はしましたが、3大キャリアが使っていなかった”余った部分”なので、提供が開始されても繋がりやすくなるかどうかが今後の見どころです。
乗り換えの際に一番めんどくさかった「MNP予約番号の取得」の作業がいらず、そのまま楽天の申し込みページで手続きできます。
キャリアを使っていて、高い通信費に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
めんどうなMNP乗り換え作業が不要っ!