- 通話料金が安い格安SIMってある?
- HISモバイルって安いけど、通話品質はいいの?
- 他社格安SIMで通話品質が悪かったけど、実際なにが原因なの?
格安SIMに乗り換えようと思っても、「安いから通話品質が悪いんじゃない?」と考えてしまう人があまりに多いです。
「安い=品質が悪い」は大間違いで、通話品質の良し悪しは別で原因となっているものがあります。
そこで、HISモバイルのプラン料金・通話料金は業界でもトップレベルの安さを誇っていますが、高品質な通話を実現しているので、乗り換え先としても人気が高いです。
この記事では、スマホの通話品質の仕組みを解説しつつ、なぜHISモバイルの格安なのに通話品質が高いのかについて解説していきます。
通話プランの特徴や、他社との比較もしていくよ♪
この記事だけで、HISモバイルの通話に関することは把握できるので、ぜひ参考にしていってください。
スマホの通話品質の仕組みはどうなっているの?
スマホの通話品質の仕組みはどのように決まっているのか?悪くなるのはなにが原因なのか?について解説していきます。
・通話品質はどのように決まる?
通話品質が良い!悪い!って、どのように決まるのでしょうか?
これには、「VoLTE(ボルテ)」というサービスがかなり重要になります。
- 「VoLTE(ボルテ)」とは?
- ・「Voice over LTE」の略で、LTE回線を利用した音声通話サービス
・「高音質な通話」・「呼び出しまでの時間が短い」・「通話と同時に高速でデータ通信ができる」など、LTEの回線を利用した音声通話サービス
さらに、現在ではNTTドコモ・SoftBankにのみVoLTEの上位規格となる「VoLTE(HD+)」がサポートされています。
「VoLTE(HD+)」はFMラジオに相当する広い音声周波数帯に対応かつ、クリアで高音質な品質になっています。
実際の音質の違いがSoftBankの公式で聴けるよ(^^)
全く音質が違うから聴いてみて!
「VoLTE」よりもはるかにグレードが高い「VoLTE(HD+)」に対応しているのが、「ahamo」「ワイモバイル」そして、「HISモバイル」なのです。
・通話品質が低下する原因は?
上記でも解説しましたが、「格安SIMは料金が安いから、通話品質も悪いんだ!」ということは全くありません。
ではなぜ、「VoLTE」や高品質な「VoLTE(HD+)」が格安SIMでも使われているにも関わらず、通話品質が悪いと感じるときがあるのか?
それは、「専用アプリの利用」と「オートプレフィックス」が原因だからです。
・・・意味がわからないよ!!
わかりやすく解説します。
- 「専用アプリの利用」「オートプレフィックス」が原因な理由
- ・格安SIMでは、通話料金を下げるために専用のアプリを提供している
→専用アプリから発信することで、通話料金が安くなる
・アプリは、電話番号の最初に特定の番号を付け足す行為を自動で行っている
→オートプレフィックスはアプリ経由を省き、通常の通話でも自動で特定番号を追加している
→専用アプリ・オートプレフィックスはどちらも似たようなものという認識でOK
・どちらも、中継電話で通話することになるので、「VoLTE・VoLTE(HD+)」から品質の悪い「電話回線」になります。
・なので、音質が悪いと感じてしまうのです。
オートプレフィックスもしくはプレフィックス番号ともいうけど、覚えなくてもOK!
ちなみに、楽天モバイルの専用アプリ「Rakuten Link」はRCS(SMSの代わりとなるサービス)を使用しており、品質は電話回線より下回ります。
HISモバイルは、格安SIMで多く使われている中継電話を利用していないかつ、高品質な「VoLTE(HD+)」を利用している格安キャリアなのです。
HISモバイルの通話料金プランの特徴
通話品質の良し悪しを解説してきたところで、本題のHISモバイルの通話料金の特徴について解説していきます。
高品質な「VoLTE(HD+)」を使っている、ということを頭の片隅において読んでいけばいかにやばい格安SIMかが分かるかと思います。
・自由自在プランやかけ放題の特徴
HISモバイルの料金プランは、音声SIMの「自由自在プラン」、データSIMの「データ定額440プラン」「ビタッ!プラン(データSIM)」の全部で3つのプランが選択できます。
シンプルで分かりやすそうですが、ちょっとややこしい仕組みになっています。
この記事は通話料金についての特徴を解説していくので、音声SIMの自由自在プランのみ解説していきますね。
自由自在プランをさらに分類すると、「自由自在290プラン」と「自由自在スーパープラン」の2種類があります。
申し込み時に希望のデータ容量を選択すると、自動で振り分けられるよ♪
下記の表は、HISモバイルの自由自在プランの料金です。
データ容量 | 自由自在 290プラン | 自由自在 スーパープラン |
1GB | 550円 ※100MB未満の場合:290円 | − |
3GB | 770円 | − |
7GB | 990円 | − |
20GB | − | 2,190円 ※5分かけ放題付き |
50GB | − | 5,990円 ※5分かけ放題付き |
データチャージ | 1GB:200円 | 1GB:200円 |
かけ放題プラン | 5分かけ放題 | 完全かけ放題 |
料金/月 | 500円 | 1,480円 |
「自由自在290プラン」は1GB〜7GBのプランからなる少量プランで、7GBで990円は格安SIM業界の中でも最安値を叩き出しています。
さらに、最新の「自由自在スーパープラン」は20・50GBの大容量プランとなっており、最大の特徴は「5分かけ放題」が付いていることです。
少量プランの7GBで5分かけ放題のオプションを付けても、料金は1,490円なのでスマホはあまり使わなけど、ちょくちょく通話する人には最適ですね。
・専用アプリ不要で、通話料が9円/30秒
通話料金において、HISモバイルは他の格安SIMと比較しても圧倒的にお得です。
通常の格安SIMは22円/30秒が一般的な基準であり、その中でも通話料は安くて11円/30秒が主流。
しかし、HISモバイルは他社を上回り、9円/30秒の通話料金で通話が可能なのです。
1分通話したとしても、18円だね!
一般的な格安SIMは、通話料を抑えるために専用の通話アプリを利用することが一般的です。
しかし、「通話品質が低下する原因」でも解説しましたが、特別な「プレフィックス番号」を使い、中継電話設備を経由して発信する方式です。
この専用アプリ経由はスマートフォンに不慣れなシニア世代などには理解が難しく、通話料の高額化や不便さが懸念されてきています。
うちの母は楽天モバイルだけど、
Rakuten Linkの使い方はいまだに分かっていないのよ…
HISモバイルは使いづらさなどを解消し、専用通話アプリ不要で、スマホの標準の通話アプリから利用でき、とてもかんたんです。
不在着信の際も煩わしい問題が発生しません。
意外と高くなる通話料金を抑えたい人にとって、HISモバイルは優れた選択肢と言えるでしょう。
解約金・最低利用期間が不要!
HISモバイルと大手格安SIMの通話料を比較
HISモバイルの通話品質は良く、料金も安くて最高なことはわかりましたが、他社と比較してどうなのか?
20GBの自由自在スーパープランと、他社格安SIMの20GBのプランを比べて解説していきます。
まずは、格安SIMの代表格でもある「楽天モバイル」「UQモバイル」「ワイモバイル」とHISモバイルを比べてみましょう。
HISモバイル →自由自在スーパープラン | 楽天モバイル | UQモバイル →コミコミプラン | ワイモバイル →シンプル2M | |
データ容量 | 20GB | 無制限 | 20GB | 20GB |
プラン料金 | 2,190円 | 3GB:1,078円 20GB:2,178円 20GB以上:3,278円 | 3,278円 | 4,015円 割引適用時 →2,178円 |
通話料 | 9円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題 | ・5分かけ放題:無料 ・かけ放題:1,480円 | ・専用アプリ:無料 ・15分かけ放題:1,100円 | コミコミプラン ・10分かけ放題:無料 ・かけ放題:1,100円 他のプラン ・かけ放題:1,980円 ・10分かけ放題:880円 ・60分/月:550円 | ・10分かけ放題:880円 ・かけ放題:1,980円 |
通話方式 | VoLTE(HD+) | VoLTE ・Rakuten LinK使用時 →RCS | VoLTE | VoLTE(HD+) |
20GBの料金プランで比較すると、最安値は「楽天モバイル」。
ただ、通話品質や通信回線を踏まえると、料金を抑えつつ通話品質を求めるなら「HISモバイル」がおすすめ。
UQモバイルも料金は3,000円台にはなりますが、10分かけ放題が無料で付いて20GB・通話品質・速度も快適です。
次に、3大キャリアが提供している格安プランとHISモバイルを比較してみましょう。
HISモバイル →自由自在スーパープラン | ahamo | LINEMO | povo | |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB | 20GB |
最安値の プラン料金 | 2,190円 | 2,970円 | 2,728円 | 2,700円 |
通話料 | 9円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題 | ・5分かけ放題:無料 ・かけ放題:1,480円 | ・5分かけ放題:無料 ・かけ放題:1,100円 | ・5分かけ放題:550円 ・かけ放題:1,650円 | ・5分かけ放題:550円 ・かけ放題:1,650円 |
通話方式 | VoLTE(HD+) | VoLTE(HD+) | VoLTE | VoLTE |
どれも20GBで比較していきますが、最安値はHISモバイル。
5分かけ放題が無料で付いているのが、HISモバイルとahamoですが通信速度も意識するのであればahamoが無難で快適です。
料金の安さのみでみるならば、HISモバイルがとてもコスパがいいので、「通話専用」として申し込むのもアリですね。
HISモバイルの通話品質の実際の評判はどう?
HISモバイルの通話料金が安く、VoLTE(HD+)を使用しているから品質が良い!ということは分かったけど、実際どうなのよ!?
と気になる人も多いと思います。
実際に使っているユーザーの「あまり良くない」・「かなり良い」2つの口コミをみていきましょう。
・あまり良くない評判
実は・・・
通話品質や通話料金に対して、不満の声を上げている人が私が見た限りでは見つけられませんでした。
ただ、通話は問題なく繋がるのですが、回線が混み合う時間帯だと通信速度が遅くなるという口コミはあります。
通話とは関係ありませんが、通信速度も重視しているなら知っておきましょう。
・かなり良い評判
・もうMNPするとか考えられません。VoLTE(HD+)が290円ですよ。VoLTE(HD+)で検索して音質の違いを確認してください。今はほとんどの人がVoLTE対応スマホを使っています。
・請求書を見てないので何とも言えないが、1分18円は確かに安と思う。
音もキレイに聞こえる。・HISモバイルから楽天経済圏に浮気しましたが、通話品質が悪く、経済的メリットも失い、結局元サヤに戻りました。音質が決定的に違い、音割れとか聞き取りにくい事がなく、通話料と月額料金が他社より安いので、ほぼ一択でした。浮気してごめんなさい。
価格コムより
通話品質や通話料金に対して、HISモバイルの実際の利用者は大満足している口コミが多かったです。
やはり「VoLTE(HD+)」を使用しているので、声がクリアに聴こえ、快適に使えている人が多いですね。
通話品質が悪いと、聞こえない・聞き直す行為を繰り返しちゃうから、
ストレスになっちゃうんだよね…
この料金で高品質なら最高だね♪
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HISモバイルの通話料金の特徴から、どんな人におすすめ?
通話品質の特徴から、HISモバイルはどんな人におすすめなのか?
いくつか箇条書きで紹介するので、参考になります。
- 容量はあまり使わないが、通話は頻繁に行う
- 5分以内の通話を頻繁に行う
- とにかく通話料金を安く済ませたい
- 通話・通信両方とも料金を安く抑えたい
- 毎月20GB使い、通話を頻繁に行っている
- 仕事用の通話専用サブ機として、安くて高品質なモノを探している
HISモバイルはただ料金が安いだけでなく、通話品質が高品質な優良な格安SIMとなっています。
特に7GBの音声プラン990円は、格安SIM業界の中でも最安値を叩き出しています。
国内だけでなく海外でも使用でき、幅広い用途に柔軟に対応できるため、通話料金・品質に重きをおいている人にとって最適な格安SIMといえるでしょう。
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まとめ
この記事では、HISモバイルの通話料金の特徴について解説してきました。
HISモバイルの通話方式で使われている「VoLTE(HD+)」は、現段階では最高品質の通話方式です。
また、専用アプリなども不要で、基本通話料金が「9円/30秒」と格安SIM業界では最安値の料金となっています。
通信コストを抑えつつ、高品質な通話も使っていきたい人はHISモバイルも乗り換え候補として検討してみてください。
解約金・最低利用期間が不要!